さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ
タイトルにやられて購入
ちょこちょこ話題になってるみたいですね
高校卒業して10年間のなかで社会から離脱していった作者が
自傷、拒食、過食を経てなぜレズ風俗に行き着いたのか
風俗レポというより作者が今の自分の状況を分析して
必要なものを少しずつ足していく過程におもしろみがある漫画です
その着地点がレズ風俗というのもなかなか奥深い
「ひとつ否定されると自分の全てを否定された気になる」
これに対する作者の解釈が個人的にはすっと落ちてきました
1.すでに95%否定のところに5%否定
2.元々の100%が少ない
3.特定の誰かから否定されると全否定
4.1・2・3のいずれかもしくは全部
作者はマンガで成功して自己承認欲求解消したかもしれないけど
普通はそうはうまくいかないし課題解決というよりひとつの事例
それにしても社会不適合時代の内容が生々しくて
日曜日の寝る前に読んだら月曜日がダウンな状態になった
何度か読み返したいマンガだけど
読むタイミングに注意が必要な作品でした。